ワールド製作1
お久しぶりです。
美少女になってますかー?
販売アバターが出てからというもの
VRChatのアバターを取り巻く環境もだいぶ変わりましたね。
自分も可愛いみんなも可愛いが10連ガチャ1回くらい分くらいの値段で
叶ってしまうのだからとても安いものです。
という私も愛用の子はキッシュちゃんです。
オリジナル3Dモデル『キッシュ』 - むたちゃんねる販売所 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)
というわけで(?)
ワールド製作編に移りたいと思います~
やっぱり個性的なアバターには個性的なワールドだと思うんですよね。
ワールド製作始めようかなって思ってもなかなかわかりやすい記事が無かったので
ここみときゃ掴みはOKを目指して頑張ります。
解りやすいのはねこますさんの動画だったんですけど消えちゃったんですよね…
もくじ
必要なもの
・Unity5.6.3p1
・VRCSDK
上記の2点は以下の記事にてすでに導入済みなので飛ばします
MMDモデルからVRChatのアバターを作ってみた。 - VRで美少女になりたい人の備忘録
・ちょっとのやる気
手順
まず、Unityで新しいProjectを作りSDKをインポートします。
インポート方法がわからない人はこちら
インポート完了です。
地面を作ります
地面がないとプレイヤーはただ落ちるだけになります。
それはそれで面白いですが避けたいですよね。
Planeを作ります。
※10/17追記 PlaneだとMeshColliderになり、なんか挙動がよくないらしいので訂正します。
Cubeを作り、以下のようなパラメーターに変更します
はい、地面できました。
1マス1m四方なので10×10mの地面です。
小さな家なら1軒立ちそうですね。
VRChatのワールドとして適用させる
この手順が最重要手順です。
インポートしたVRCSDK内のフォルダを開いていき
「VRCWorld」というプレハブを
Hierarchyにドラッグ&ドロップします。
するとこのような画面になります。
おめでとうございます!
ワールド完成です!!
ちなみにこの場所が初期スポーン地点になります。
青い矢印側を向いて出てきます。
殺風景なので試しにCubeでも置いてみましょう。
出てきた立方体の青い矢印を左クリックしてちょっと動かしてみましょう。
こんな感じで、オリジナリティー溢れるワールドが完成しました!
ワールドを確認する
アップロードはアバターと手順が似ていますがちょっと違います。
VRCSDK⇒Show Build Control Panelを開くと
このような画面が開かれます。
アップロードには「Test」と「Publish」の2種類があります。
Test:アップロードをせずクライアントを起動してワールドに移動
Publish:アップロードをしてクライアントを起動してワールドに移動
Testではサーバーにアップロードしないため他人が入ってくることはありません。
逆にPublishでは人を呼ぶことができます。(public化とはまた違います)
今回はチェックだけなのでTestの「New Build」を選択しましょう。
(Sceneに名前を付けて保存してないので保存を求められると思います)
しばらくすると構築が完了しクライアントが起動します。
目の前に平坦な白い地面と白い箱が置いてありますね。
ワールド制作成功です!
VRCWorldのパラメータの説明
基本のワールド設定を挿入したVRCWorld内で
いくつか出来るので項目の説明をします。
Transform この位置情報がプレイヤーの出現位置になります。
VRC_Scene Descriptor
Spawns ここに複数個所のプレイヤー出現位置を登録できます。
デフォルトでは1ヵ所、上記のTransformが格納されています。
Spawn Order 複数個所のSpawnを登録した場合にどこに飛ばすかを設定
Spawn Orientation プレイヤーの初期の向きを表す
Reference Camera プレイヤーの視界になるカメラを選ぶ
Respawn Heigt Y どこまで落ちたらリスポーンするか デフォルトで100m
Object Behaviour At Respawn Heigt 上記の高さ以下に来た物体をどう扱うか
デフォルトでは破壊、ないものにしてしまう。
リスポーンさせたい時は対象物にVRC_ObjectSync と VRC_Pickupを入れておくのがベターらしいです。
Forbid User Portals チェックを入れるとプレイヤーがポータルを出せなくなる
Use Custom Voice Falloff Range 以下の声の設定2点を適用するかどうか
Voice Falloff Range Near 声の減衰が始まる距離
Voice Falloff Range Far 声が全く聞こえなくなる距離
Dynamic Prefabs スポーンの設定で使うプレハブ
Dynamic Materials 使用するマテリアルの数
編集しまくってごっちゃごっちゃになった時にSizeを0にして再構築すると
ワールドのデータ量が減ります。
VRC Pipeline Manager ワールドIDがここに入ります